給与計算の日割計算が結構大変です。

給与計算で、賃金締め日がありますが、その通りに入社できるわけではないので、
賃金締め期間の途中で入社や退社があります。
その場合、日割り計算が発生しますが、個の日割り計算が、
基本就業規則に準して処理しますが、昔からのやっている特別なルールが
各社に残っています。

その各社のクセをミスなく処理するのがアウトソーシング会社の腕の見せ所
となります。それ以外に、欠勤や遅刻早退の処理の方法や、時間外や深夜時間
の計算の仕方など微妙に異なるので、細心の注意が必要です。

アルバイトやパートさん等の時給計算が多い会社は、給与計算の手間がかかります。
固定給の社員ばかりの会社では給与計算の手間が軽くなります。

色々と企業別に対応の仕方が変わるので、私(南本)は面白いと思うのかもしれません。
給与計算は単純作業だと昔昔思っていたのですが、企業ごとに文化や理念がしみ込んでいて
それを給与に反映されているので、「面白い」と感じるのです。
究極の表現でいうと【経営者の考え方が給与計算でわかる】ということです。

2015-10-02 南本静志
東京中央給与計算センター http://www.tokyo-chuo-sr.jp/