社会保険料の「月変」の勘違い

自社で給与計算をされている企業で、結構
「間違い」が多いのが、「月変」では無いでしょうか？

ひどい会社になると、昇給や降給があっても「月変」
をやっていないってな会社もあります。

月変とは、昇給や降給があった場合に、標準報酬月額
を変更し、社会保険料を適正化するための作業なのです
が、その作業はルールが決まっていてちょっと厄介なの
です。

給与計算を自前でやっている企業は、給与を改定した
その月から、勝手に社会保険料を上げたり、下げたり
してしまいます。

本来月変は「連続する３ヶ月の報酬の平均で２等級
UPもしくはDOWN」が条件なのです。

給与が改定されてもすぐに保険料を変えることはできず
年金事務所に変更になった給与を支給した月から４ヶ月
後に「月変」届けを行い、了承されれば、５ヶ月目から
給与の保険料を改定できるのです。

こんなこと、専門家でないと、わからないです。
だから、給与計算業務を信頼のおける外部業者に委託
するのが得策だと私たちは考えております。

2017-07-07　東京中央給与計算センター

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