給与計算を受託している社労士仲間がどんどん減少していることは事実。その理由を数人に聞いてみた。その理由のNO1は、スタッフの確保ということ。

何度もブログ等でいっていますが、「給与計算は、中小企業がが最もやりたくない業務」の一つです。それゆえ、内製化して担当者を確保しても、褒められることは一切ない。それどころかミスすると怒られるので、「やってられるか!」ってなり辞めていくわけです。中小企業の場合経営者のバックオフィスに対する配慮と言うか、無知と言うか、何も苦労がわかっていないのでバックオフィスの事務を軽く見てしまう傾向があり、このような事態になるわけです。

弊社のような給与計算受託企業も同じで、給与計算をお客様から受託すて計算代行を行うのですが、人間だからどうしてもミスをします。企業別の担当制を敷いている受託会社ならなおさらです。弊社はそのような弊害を避けるために3人によるチェックを行い、エラー率を最小限に抑える工夫をしています。だから、「その人の責任」となることが少ないため、メンタル的にそれほどダメージは請けません。連帯責任ですからね。組織でミスを少なくする努力をしているためです。

給与計算請負業者がどんどん減る中で、中小企業は良いアウトソース先を見つけないと大変なことになります。アウトソース前提の組織を構築するならば、担当制の給与計算代行企業はとても危険だと思います。まずは確認してからアウトソースすることをお勧めします。

2023-11-27

東京中央給与計算センター

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