これは給与計算代行企業にとって、永遠の課題だと思います。給与計算をやっていると、社員がそこそこいる企業の給与計算では、総支給額がそれなりの金額になってきます。しかし、給与計算を担当している人にとっては「単なる数字」でしかなくなってきます。億とか、千万という単位であっても、その金額の重みは全く感じなくなり、「数字」として見ていくことになります。これは職業上ある程度致し方ないです。

しかし、この数字を「金額」や「現金」に置き換えて考えられる人と、そうでない人でミス率がかなり変わってきます。例えば、住民税、5000円控除の人と、50,000円控除の人がいた時に、50,000円控除の人ってどれくらい年収もらっているのだろうか?1500万円くらいかな。それなら都内でどんなマンションなどを購入できるかな?私だったらどこまで稼げるようになるかな?などと妄想ができて、その人(給与計算の中の一人)の現金感覚に身を置ける人はとてもミスが少なくなる傾向があります。数字の異常にとても敏感(ある意味生活環がある)になるからだと思われます。反対に、単なる数字と捉えている人は、違和感や異常感を感じません。数字だから。この手の人はミスが結構おおくなります。

2023-08-21

東京中央給与計算センター

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