給与計算業務を請け負う人がいなくなる

弊社がリーマンショック後、コンサル契約をどんどん切られて、会社が窮地に追い込まれたときに、ある人から「給与計算業務請負」の仕事を知らされた。「最初は大変だが軌道に乗ると安定した収入が得られるようになる」と。その言葉を信じ、弊社はコンサル中心から給与計算業務中心の事業内容に180度変更した次第です。

最近、ちょっとしたトラブルがあり、その「ある人」に5,6年ぶりに電話をして色々相談に乗っていただいた。そこで聞いたのは「もう私のところでは、給与計算は受けていません。人を育てるのも大変だし、適性のあるスタッフをそろえることができず、結局自分がやることになり動きが取れなくなった」との弁。

「うっそー!」って言ってしまいました。時代は流れると色々変化していきますね。それよりも感じたことは、やっぱり「給与計算業務」ってとても神経を使うし、多方面な知識がいっぱい必要だし、それをこなせる適任者って意外に少ないことも事実です。だから、どんどん給与計算を受託できる御者が少なくなっている。企業も大変だろうけど、今までのように高飛車な態度に出る企業は、給与計算等の業務を受けてくれる業者が皆無になると思います。お互い、パートナー関係ということを重々理解し、信頼関係を構築していく必要性を感じた次第です。少なくとも、弊社は横柄な態度の企業とはどれだけ高い報酬を頂いても付き合いません。スタッフが疲弊していくだけだからです。

2023-03-31

東京中央給与計算センター

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