大手系企業は担当者の勇み足が多い

これは私の１０数年、給与計算のアウトソースを受託してきて経験からです。大手企業系の子会社で50人前後の中小企業なのですが、担当者は、コストが安くて品質の良いアウトソーシング先を探していて、弊社を見つけてくれて、見積も出して、「ぜひぜひ！」的な勢いになります。

しかし、上に稟議（大手企業系は子会社が中小企業でも稟議等の仕組みが大手企業並みにできているケースが多い）が回っていく段階で、「NG」もしくは「連絡が途絶える」ことがほとんどです。ほぼ、９０％の確率で成立しません。

理由はおそらく以下のようなもの

■わけのわからない中小零細企業に委託して大丈夫か？

■大手企業から出向している経営陣が、大手ブランド志向で、コストが高くても名のあるアウトソース企業に委託する傾向が強い

おそらくこの２つです。

この傾向はほぼ変わらないので、弊社は中小企業でも大手企業系の見積依頼は１００％信用していません。工数が取られて成果がないという結果になることがほぼ目に見えているので、「前のめりにならない」ように気を付けています。結局、帝国データバンク等の信用調査を使って零細企業と判断すれば、提供するサービスがどのレベルであれ、ダメなんですよね。ちょっと今週はぼやきが入りました。（失礼）

2023-02-06

東京中央給与計算センター

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