年末調整が過渡期に来ている

年末調整が今過渡期に来ているようです。まだまだ中小企業では「紙での配布」が主流のようです。弊社は3年前からクラウド型の年末調整の仕組みを導入し、弊社のクライアントはほぼすべてクラウドで対応しています。

しかし、旧来型の紙での年末調整を指導している税理士事務所や社労士事務所は多いです。それはクラウドやITに弱い事務所が多いですが、企業側も勉強不足で、毎年同じことを繰り返して行うことに担当者も慣れているから変えようとしません。

担当者も士業も、「現状維持」がとても楽だから、紙の仕事が中小企業から一向になくならないのです。

社長さんに提言です。紙仕事をクラウドに変える権限はおそらく社長にしかないです。担当者は何も提言してきません。経営者が「年末調整をクラウドに移行する」って宣言すれば仕業もツールを探すだろうし、担当者も仕事のやり方を変えるだろうし。必要なことは経営者がもっと「バックオフィスのDX化」に関心を持つことです。中小企業の場合、やれることは山ほどあります。

2022-10-07 東京中央給与計算センター

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