中小企業で給与計算を内製化する意味は?
おそらく、昭和世代の経営者は「そんなこと考えたこともない」と言うはずです。理由は明白です。昔から事務や経理の従業員のいる世界が当たり前だったから、アウトソーシングなんて眼中にないわけです。
内製化に「こだわる」というより、「視野が狭いことによる無知」から来ているような気がします。しかし、我々昭和世代の経営する中小企業でどのようなことが起こっているかというと、経理や給与計算の担当者が定着せずに直ぐに辞めてしまうということです。昨今、この分野を内製化するのは結構骨の折れる作業となります。
それだったら「アウトソース」を検討してみてください。人の煩わしいマネジメント問題から解放されて、しかも、アウトソースすることで品質が担保され、情報のバックアップ機能も担ってくれて、メリットしか見当たりません。担当者を雇用して内製化しても、入社・退職を繰り返されてしまうと募集採用費用等もばかにならない金額になります。
中小企業経営者は、バックオフィス業務は基本すべて外注化させて、本業(戦略立案や営業や仕組みづくり等)に集中すべきだと私は思います。
2022-09-09 東京中央給与計算センター
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