中小企業は給与計算をなぜ内製化で頑張るのか?

給与計算のアウトソーシング依頼で最も多いのが、「給与計算をやっている担当者が辞めてしまう」という理由です。定年退職する、寿退社で辞める、嫌になって辞める、等々色々理由がありますが、長年給与計算一筋でやってきた担当者が「辞める」となると、中小企業はとても痛手となります。慌てふためくわけです。他の従業員で誰も「引き継げない」からです。

私から言わせると、「なぜ、給与計算を内製化してやっているのか?」ということです。これにはどうも「ゆでガエル理論」が当てはまりそうです。気づけば人数が増えていたってところですかね。

結局、最初は2,3人程度の従業員だったので、経営者や役員が片手間で給与計算をやっていたところ、気づけば10人、20人に規模になっていた。そもそも誰もアウトソースすることをアドバイスしてくれないので、全くアウトソーシングを想定しておらず、担当者が辞めるとなった時点で初めて気づくケースが多いようです。まさしくゆでガエルです。顧問社労士や顧問税理士がきちんとアドバイスや知恵の伝授等を行っていればもっと早く社内体制を転換出来ていたと思う中小企業がとても多いです。

はっきり言えます。20人以下の中小企業はほぼ100%アウトソースした方がコスト的にも、安定稼働的にも、資産保全的にも有益です。給与計算や経理記帳は非生産性業務であり、1円も利益を生みません。それらの業務は外注化しておいた方が得策だと私は思います。

2022-06-06 東京中央給与計算センター

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