給与計算は本当に奥深い業務だ

給与計算と国の税金、社会保険料の徴収が「一体化」されているからです。それゆえに、とてもルール(制限)が色々あります。多すぎてわからなくなる、または、失念して失敗することもあります。

たとえば、賞与は年4回以上支給すると「賞与ではなく給与で計算しなくてはならない」とか、固定給が2等級あがれば「社会保険料の改定を行わなければならない」とか。これらはすべて、国が多くの税金をや社会保険料を適切に徴収できるように企業にルールを押し付けてやらせていることになります。それゆえに、ルールが複雑になって、ややこしいわけです。

給与計算業務を内製化して、担当者でやらせる場合、社労士じゃない人がやると、社会保険の仕組みや算定、月変の仕組みがわからないので、給与計算結果を人間がチェックできません。給与計算ソフトの結果を100%信用して給与を支給してしまいます。それで間違いが多くなるわけです。

はっきり言えます。給与計算をアウトソーシングする場合は、社労士系の企業もしくは事務所に依頼すべきです。それくらい社会保険の知識、就業規則を読み込み知識、変形労働や裁量労働などの働き方の制度の知識等が無いと太刀打ちできない業務なのです。

 

2022-01-13 東京中央給与計算センター

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