給与計算をアウトソースする利点
私の持論ですが、社員数(パートも含む)が20人以下の企業は、給与計算をアウトソースした方が良いと思います。バックオフィス専任者を1名にし、総務や人事、経理等の窓口になってくれる人を一人置く、時間が余れば営業補助的な業務もやっていただく。
給与計算や経理記帳の実務はアウトソースした方が、品質や納期を担保することが出来ます。それで人件費よりも数段コストが下がるので、有益です。
普通の頭で考えると、経理で1名、人事総務・給与計算で1名ってなるわけです。それだけで人件費が40~50万円必要になります。会社負担分の社会保険を含めると6~8万円プラスになるわけです。福利厚生費や交通費(在宅でない場合)もバカになりません。
そんなことをトータルで考えると、上記の「バックオフィスの全般な知識があり、税理士事務所や社労士事務所、給与計算代行会社等の窓口になれる人」を1名確保することに全神経を注ぐべきです。社員でなくてもパートでもOKです。週4日稼働できればこなせると思います。人件費は10数万で収まり、外注費も10数万で収まるはずです。
発想を変えれば、会社は生まれ変われます。すべてのバックオフィス業務をアウトソースという発想の転換が中小企業経営者に必要かと。
2021-10-20 東京中央給与計算センター
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