仕事には質と価値があり、それが給与に反映するもの

よく聞く話ですが、社内の給与計算担当者が「私より○○さんの給与が高い」って周りに話をするので、アウトソーシングを考えているという中小企業経営者がいます。

私から言わせると、この手の企業は、経営者がたくさん給料をもらい、従業員には年齢や勤続年数により一律に給与を支給しているケースがほとんどです。社員のモチベーションが最初から低いのです。アウトソースしても問題解決にはなりません。

この手の企業がやらないといけないことは、仕事の質と難易度を見極め、難易度が高い仕事をこなす人には高い給料を、単純業務をひたすらこなす人には普通の給料を、という風に「会社に対する貢献度」により給料にメリハリをつけていくことをお勧めします。

しかし、こんなこと言っても、自分だけ甘い汁を吸いたがる中小企業経営者が多いことも事実です。社員を使い捨てのコマのように扱う人がまだまだいます。これでは強い組織はできないですね。給与計算を受託していて、その給与のメリハリ度を見ているだけで、経営者の経営ポリシーが見えてくるものです。

2021-10-08 東京中央給与計算センター

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