最低賃金に文句を言う経営者

最低賃金が10月1日から上がりました。東京で28円上がり、1041円となりました。このことをぶつぶつぼやく経営者がいます。この手の経営者は以下の2通りです。

(1)自分は役員報酬をたくさんもらっているくせに、従業員の給与はシビアに最低賃金ぎりぎりに設定している

(2)経営が本当に厳しく、人件費が上昇すれば収益が悪化する

今後、あと3年すれば東京は1,100円を超えてくることでしょう!中小企業経営者はこの水準を最低ラインとして賃金設計しておく必要があります。下手すりゃ1200円まで行く可能性もあります。人件費は固定費です。少しでも「人手」を「ロボット化」「業務の縮小」「雑務の自動化」で経営体質を筋肉質にしておく必要があります。

DX化に後れを取ると、数年後、企業存続すら危ぶまれることになりかねません。準備は今から開始しましょう。社員を出社させないといけない業種業態でも、考えればDX化のポイントはたくさんあると思います。自社での何ができるか考えることです。

2021-10-07 東京中央給与計算センター

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