給与計算での経営者と従業員の立場の相違
弊社は給与計算を請け負っている企業です。このコロナ禍で休業した場合の交通費の支払いに関して従業員からクレームがつきました。「会社都合で休業させているのだから、交通費は休業しても満額支払うべき」という主張です。
弊社は休業した日数分を日割りで控除しました。交通費は勤務したから発生するのであって、勤務しない日の分を支給する義務もなく、労基法にも交通費のルールはありません。
そもそも、休業して満額給与が補償されている立場の人が、なんでそんな要求をしてくるのか、同じ経営者の立場の人間として首をかしげます。会社はコロナ禍で必死に生き抜こうとしているのに、その経営者の苦しい気持ちを理解している社員であれば、こんな要求はしてこないと思うのですが、、、
これは経営者の立場、従業員の立場で異なるのだろうなと思いますが、私的には、従業員は嫌なら会社を辞める権利がありますが、経営者は文句を言う社員の首を切れる権利は実質無いと言えます。もっと従業員は「会社のために何ができるか」を真剣に考えるべきです。
2021-03-19 東京中央給与計算センター
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