年末調整の疑問?(還付金の負担は最終だれがやるの)

年末調整で素朴な疑問を質問されるケースがあります。

会社経営者の方で、「源泉所得税の還付金」の件で、
住宅ローン控除をしている場合など、全額がほぼ還付
されるので、所得税が実質0円となります。

その場合、12月の給与の支給額が「がーーん」と増えたり
します。

そうすると、会社経営者は、支給額がいつもの月と異なるので
「なんじゃこりゃ!」となり、問い合わせがあります。

これは会社が「国に代わって立て替えている」にすぎません。
翌月以降の源泉所得税の納付(特納の場合は6ヶ月に1度)
に還付金として社員に多く税金分を支払った金額を、
国庫におさめる際に「控除」します。
つまり、この時点で国から「立て替えた分を取り戻す」
のです。

国の仕組みは良く考えられています。
常に企業に作業負担をさせながら、国がうまく税徴収
できるように仕組化しているのです。
これも私が中小企業で唱えている「仕組化」なんです!
国の仕組み化、すばらしいできです。

2015-12-15 東京中央給与計算センター
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