給与計算代行業は、私の仲間の状況を追跡すると、末路は「撤退」となっているようです。その理由を聞くと「やりたがる人がいない」ってことにつきます。給与計算業務が誰しもやりたくない仕事の一つとなっています。(だから弊社の事業としてはブルーオーシャンなんです。)

「やりたがる人がいない」ので人材確保がとても難しくなり、給与計算代行業を積極的に商売の中心に取り込むことはやらないようになっていき、結果、1社、2社契約解除は発生して、給与計算事業から撤退するってことになるようです。

となると、弊社もその末路か?幾分不安な面もありますが、弊社は他の業者と若干「仕組み(大きく3つ)」が異なるため、まだ安定的に人材確保ができているのだと思います。

その一つ、「働き方」です。フルリモート(在宅勤務)OKにしています。それと、子育て中に主婦でやる気のある人のみスカウトしています。(その代わり、ほぼ休みたい時に休める制度を設けています)だから、働く自由度と在宅勤務できるメリットがあるわけです。

そして、二つ目は待遇。長く勤めてくれることを前提に毎年それなりの単位で時給が上がっていきます。また、営業利益が出た年は正社員・パートさんにそれなりの賞与を還元しています。給与計算という仕事は「特性」があります。なじむ人となじまない人が極端ってことです。なじまない人は1年続きません。しかし、なじむ人はなんやかんやで2年、3年と継続していってくれています。2人採用して1人が残るって感じです。

三つ目は「分業制」を敷いています。世の中の給与計算代行業者のスタッフは「担当制」だと思います。例えばAさんが担当企業を20社もって対応する形式。これだと子供が病気した時とか旅行に行きたい時などとても制約が多く、ストレスが溜まります。結果、退職ってことになります。弊社はコントローラーの社員が毎日「その時の仕事を各スタッフに割り振る」分業制にしています。コントローラーは大変ですが、パート等のスタッフはそれほどストレスなく働くことができ、子供が病気等になっても他のメンバーでリカバリーすることができます。この仕組みが弊社のパートさんの定着率に最も貢献していますかね。

それもコロナ禍のお陰でフルリモート勤務体制を構築できたからだと思っています。

2024-04-01

東京中央給与計算センター

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