給与計算のツボ
給与計算にはいくつかのトラップがあります。その最たるは、お客様と請負企業との「言葉の意味の解釈の差」です。お客様は労働基準法を熟知しているわけではないので、例えば振休のことを「代休」とか言います。しかし、法律的には「代休」と「振休」の定義が全く異なってきます。
これを請負企業が、お客様が「代休」と言っているので、「代休」の給与計算すると、後々、それは振り替えているから割増賃金払う必要ないんじゃないのん?ってなるわけです。
給与計算はとても幅広い知識と過去の経験則がものを言います。お客様の言葉を鵜呑みにせず、現場主義(現場、現実、現物)を自分でしっかり確認してお客様に再度説明し、確認する習慣づけが無い企業は給与代行業者には成れないと思います。スタッフの能力に依存するビジネスです。
だから、給与計算代行は比較的ブルーオーシャンだと言えます。競合企業が少なく、入ってきてもすぐ撤退して辞めてしまいます。理由は、業務が複雑で、専門知識が必要、かつ、お客様にはミスした時に叱られるだけの仕事だからです。ノーミスで当たり前。褒められることはほぼない。こんな仕事、誰もやらないですよね。
2023-01-11 東京中央給与計算センター
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