組織を固めたければ内製化、安定化させたければ外注化

給与計算を内製化するか、しないか、で迷っている中小企業経営者の方へメッセージです。以下の判断基準で判断すればいかがでしょうか?

(A)組織を固めたければ・・・「内製化」

(B)組織を安定化させたければ・・・「外注化」

(A)(B)ともよく似た感じの表現ですが、(A)は社内の組織体制図的に人事部、総務部、経理部、営業部など、すべての部門を社内人材で固めて、経営者の目が届くようにしておきたい企業ですかね。業歴が長い中小企業の社長さんは内製化に拘る人が多い傾向があります。みんなファミリーだという感覚の経営なんでしょうね。それと、見栄や体裁も心理的にはあると思います。

(B)は会社を安定化させるためには、給与計算や経理など、プチ専門家の人を採用しなければなりません。しかし、中小企業の経営者は管理部門の人材に高い給与を払いません。給与計算の業務などはとても専門性が高く減点主義な仕事なので、メンタルが持たずに辞めていき、結果、入社退社が繰り返されて組織が安定化しないことになります。こんな状況の中小企業がとても多いように思います。

私個人の見解としては、20人以下の中小企業は、会社の収益性や効率・生産性を考えるのであれば、間違いなく「外注化」を選択すべきです。

2022-06-13 東京中央給与計算センター

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