中小零細企業の給与計算を請ける業者が本当に少ない

調べたことが無いのですが、肌感覚としてそう思います。特に10-20人規模の中小企業の給与計算を受託する業者がとても少ないような気がします。給与計算を受託する業者のパターンは以下の通りです。

(1)社労士事務所系(1人でやっている)

(2)税理士事務所系(1人でやっている)

(3)給与計算専門業者(法人で担当者が複数人いる)

(4)社労士系もしくは税理士系で入社退社手続きや税務申告まで行う(複数人担当者がいる)

結局、(1)と(2)は10人以下の小人数は対応出来ますが、受託すると本業が回らなくなり、また、時間の制約を受けるため、やりたがらないのが本音です。どうしてもとクライアントに依頼されてしぶしぶやっている状況です。

(3)は企業規模、最低でも50人以上、下手すら100人、300人以上と線引きしている業者もあります。彼らは給与計算のみ受託するので、規模感が大きくないと採算割れするからです。

残るは、弊社のような「社労士系+入退社手続き」が社労士事務所系に委託するか、「税理士事務所系+経理等の税務申告」を委託するかに分かれます。給与計算と入社退社の手続きはとても相性が良く、弊社のような社労士系でスタッフが複数在籍する業者に依頼が集まることはある程度うなづけます。規模感、10-30人の企業て、意外にアウトソース先が少ないのです。

2021-12-08 東京中央給与計算センター

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