給与計算の非課税と課税

給与計算で難しいところは、基本給や色々な手当てが会社により、バラバラだということです。最近あった事例で、企業型の確定拠出年金を導入した企業で、項目名が「奨励金」を支給されました。企業型の確定拠出年金のマッチング型だと思い込み、確定拠出年金の一部を企業が負担していると判断し、奨励金部分を「非課税および雇用保険等の対象外」と登録し給与計算をしてしまいました。

しかし、確定拠出年金は選択型で社員が給与から天引きする方式で、会社がその金額に応じて「奨励金」という名目で通常の手当を支給している形式だったのです。これだと「課税および雇用保険等は対象」となります。

弊社の確認ミスでした。このように、給与計算業務って、とても神経を使う作業の積み重ねです。御社が給与計算の担当者を雇用し内製化するのも良いですが、それなりの知識とスキルを保有し、全体視点の人材で無いと務まらないと思います。それなら信頼のおける業者にアウトソースした方が、安上がりだし、品質も安定するので、そちらが得策だといつも思っております。ぜひ、軽くお問い合わせを!

2021-08-27 東京中央給与計算センター

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