会社の機能で人を配置すべし

会社には機能があります。「人事部」とか「経理部」とかの部門ありきではないです。中小企業経営者が陥る最初の過ちです。組織体制図を作って組織を大きく見せたいがためにそれほど機能がないにもかかわらず部門を作りたがります。部門を作ると、そこに人をあてがいたくなります。人をあてがうとそこに仕事を作ってしまいます。肥大化した効率が悪い会社に仕上がってしまうわけです。

会社は機能で考えるべきです。例えば、「自社商品の開発をする人」「HPやSNSというで告知する人」「会計処理をする人」「銀行対策をする人」「請求書発行と入金管理をする人」という風に。それで人をはめていきます。それでもあふれた機能がある場合、外注化(アウトソーシング)を検討するのです。ほぼほぼ10人以下の中小企業では、経理や給与計算、入退社管理は人を当てると割に合わないことがわかります。アウトソースすれば数万円で済むところ、人を雇用すると20万円以上かかります。

中小企業は機能を分析し、それに見合う人材を適合させていくことが経営者の課せられた最も重要な業務と言えます。

2021-08-06 東京中央給与計算センター

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