給与計算請負が最も嫌がられる仕事の理由

7月23日(金)にオリンピックの開会式が行われます。この7月の祝日が給与計算請負業務をシビアにしているのです。給与計算で多いのが「15日締めの25日払い」です。月末払いを避ける企業が多くこのパターンの企業が結構多いわけです。

今年の7月は、25日支給の企業は、通常は土日が休業であれば前倒しになります。つまり、振込日が23日になるのですが、それならば想定に範囲内です。しかし、今年はオリンピックがあるから23日をスポーツの日として金曜日を祝日にし、22日は海の日ですので4連休にしてしまったのです。そうなると支給日は21日となります。給与の場合支給日の3営業日前に登録しないと全銀上キュウヨ発信できないため、給与登録が16日(金)となるわけです。15日締めの企業でキュウヨ発信する企業は、実質不可能なのです。

こんな祝日の多い国、日本で給与計算業務を請け負える根性、気概、やる気のある会社はそう多くないと思います。リスクだらけですものね。

2021-07-20 東京中央給与計算センター

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