給与計算をアウトソースするタイミング

ある人が会社を作ったとします。最初は社長一人で営業や管理業務を行っていました。それで十分できたからです。しかし、数年事業を行っていると業務が拡大し、社長一人ですべての業務をこなすことが出来なくなり、社員を雇うことになります。その代表格は経理や給与計算の管理業務です。担当者を雇用し経理や総務関係、給与計算業務をその人に託すことになります。最初はこじんまりとした組織で順調に稼働することになるのですが、経営者の方針で給与や待遇等が改善されないと、担当者に不満が募ってきます。ほかの社員の給料もその担当者は見ているので、私だけ給料が据え置きか、上がらない等々の不満が爆発し、ある時、突然「辞めます」と言って来るわけです。

経営者のクセの問題ですが、この傾向を2,3回繰り返いし、最終的に、外部業者に委託するようになります。そのタイミングは圧倒的に「担当者の退職」が多いですね。その次に「担当者のキャパオーバー」「現在委託している業者との相性が良くないので切り替えたい」でしょうか。

いずれにしても、外部業者に依頼が来るタイミングは突然やってくるわけです。経営者は従業員が20名程度になるまでは、最初から外注化で社内体制を構築しておくことが良いと思います。専門性、品質、情報秘匿面でも最良の選択だと思います。

2021-06-07 東京中央給与計算センター

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