昔、給与計算を請け負っている人を馬鹿にしていた時期がある

今思えばとても恥ずかしいことです。私の仕事仲間で、給与計算をメインにビジネスモデルを構築している人がいました。私は成果主義人事やプライバシーマーク等のコンサル中心で、ちまちま給与計算をやっているその人をちょっと小ばかにしていたような気がします。

しかし、時代はリーマンショックで一変します。コンサル系の仕事がほぼほぼすべて消滅し、私の会社も消滅の危機に見舞われたのでした。弊社の大きな転換期になりました。

そこで必死に考え、不況期でもビジネスが成立する仕事、それが「給与計算代行」だったのです。私がばかにしていたその人の仕事に180度転換し、今があるわけです。その人と出会ってなければ「給与計算代行業」にたどり着けていたかどうかもわかりません。

商売のドメイン(狙う市場)は、景気に左右されず、競合他社が少なく、かつ、誰もやりたがらない市場を狙うのが鉄則です。案の定、このコロナ禍でも「給与計算を廃止します」という会社は無いです。従業員がいる限り必ず誰かがやらないといけない業務だからです。その意味で、弊社のコアビジネスは間違いなく給与計算代行業になります。いまだに競合他社は誰もやりたがりません。

 

2021-05-19 東京中央給与計算センター

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