給与計算担当者には総合的な知識が必要
中小企業の経営者で、給与計算を経営者や奥さんが片手間で行っているケースが散見されます。経理記帳はまだ奥さん等で行っても、最終決算時期に税理士が調整してくれるので良いですが、給与計算は正しく処理しないと源泉所得税や住民税等に影響を与え、また社会保険料も誤差が出てきたりして、とても大変なことになります。それくらい専門性が求められる仕事です。総合的な知識と書きましたが、社会保険(健康保険と厚生年金)、雇用保険の仕組み、源泉所得税や年末調整の仕組み、住民税の仕組み、非課税の仕組みなど、たくさんの知識が総合的に絡み合っているので、とても間違いが起こりやすいです。だから、給与計算を内製化する場合は、それ相応のレベルの人を雇用する必要があります。それが無理ならアウトソーシングがベターだと私は個人的に思います。
2020-12-09 東京中央給与計算センター
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