給与は財務的には「人件費」へ連動する
当たり前ですよね。
何が言いたいかというと、給与計算結果は財務的に人件費に連動して行きます。
給与計算代行を行っていると、その企業が儲かっているのか、赤字なのかが
ほとんどわかります。
従業員の動く(増減)、給与金額の増減、賞与(ボーナス)の支給具合など。
儲かっている会社の経営者をイメージすると、共通点が見えてきます。
1.競合他社がやっていないオリジナルな事業を行っている
2.ホームページやSNS等のIT・情報・マーケティングを駆使している
3.収益とコストをはっきりさせ、人件費という固定費が最も高いことを熟知し
シビアなコスト管理を行っている。収益生まない仕事はさっさと、外注する。
これは徹底しています。
4.売上よりも、「利益」を重視し、毎月、月次試算表で経営をコントロールしている。
利益が単月で赤字なのか黒字なのか、部門別にどの部門が黒字でどの部門が赤字なのか
これを毎月、年間12回やるだけで、経営はすこぶる安定します。
当たり前ですよね。毎月利益を見て、原因や要因の仮説を立て、次月に対策を講じている
のですから、年間でぼーっとしている社長と訳が違います。
御社の経営は大丈夫ですか。
上記に4つを守って行けば、ほぼ収益は安定化して行くことでしょうね!
2015-09-18 南本静志
東京中央給与計算センター http://www.tokyo-chuo-sr.jp/