給与計算の代行業って、結構大変な作業です。素人ではできない仕事です。労働基準法含む労働法の知識、源泉所得税や住民税の税知識、社会保険や労働保険の年間サイクルの知識、給与計算の課税非課税の知識など、かなりの専門性が要求されます。そんな即戦力は労働市場にはいることはいるのですが、単価がとても高いです。

弊社の場合、素人を採用し、時間をかけて育てていくのですが、かなりの時間がかかります。問題はその長い年月に弊社にとどまる確率は50%程度ですかね。給与計算業務に合う・合わないがあり、適性が無い方は辞めていきます。

私はスタッフに対して「プロ」「セミプロ」と鼓舞します。スタッフが毎日処理している業務が通常に人ではできない「プロフェッショナルな専門性のある仕事」だと思っていただくためです。そのため会社が儲かった分、賞与として還元しますし、毎年時給を100円単位でUPしていくシステムにしています。長く勤めれば務めるほど時給がどんどんUPしていきます。そのため会社の人件費比率が当然上がります。だから、労働生産性をUPすべく社内の業務をDX化させていく必要があるわけです。一人当たりの生産性を向上させれば、収益力はどんどんついてくるし、顧客数も依然と比べ物にならないくらいたくさんの顧客数を確保できるようになるはずです。

楽して儲かる仕事は無いと思っています。どん欲なまでの好奇心と知識習得、それを実践できる応用力が相まって、プロフェッショナルなスタッフが出来上がります。そのためにはスタッフに寄り添った待遇や働き方を提供していく必要性も感じます。

2024-05-14

東京中央給与計算センター

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