前にも書きましたが、給与計算は「100点からの減点方式」なのです。担当者の仕事ぶりは経営者から評価されず、給料は上がらない。そのクセ、ちょっとミスをすると従業員や上司から叱られる。こんな仕事、やってられないって思うのが普通ですよね。いわゆる「減点方式」なので、失敗したらバッテンが作って感じなので。うまくパーフェクトにやったから「ありがとう」って言われることが無い。スタッフが定着しない理由です。そんな会社は弊社のような請負業者にアウトソースすればよいと思います。

それでも、内製化していて担当者がとても良い人材として定着している企業がそこそこあります。この理由はただ一つ。経営者が「管理部門の仕事に重き置いている」または「過去に経営者自身がやったことがあり苦労した経験がある」場合ですかね。経営者が、管理部門の仕事にある程度理解がある場合、給与計算担当者や経理担当者の仕事は評価されています。給料も比較的高いポジションにあると言えます。

本来、給与計算実務をすべてマスターするには、弊社でも2年かかります。それくらい法律やルールが細かく、毎年変わっていきます。これについて来れる(社内で定着している)担当者は絶対手放してはいけない個人的には思います。利益を生まない部署なので経営者は切り捨てるケースがありますが、それは早計です。ちょっと熟慮して意思決定してください。あとで後悔しますよ。

2024-01-16

東京中央給与計算センター

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