何でもかんでもDX化すれば良いってものでもない

個人的な意見ですが、「DX化」って自社内のリソースで内製化する場合に必要な変革になります。仕事のやり方を紙からデジタルに移行し、業務遂行のステップを簡略化してすべてクラウド等で処理する仕組みのことです。

しかし、給与計算をDX化するとなると、中小企業の場合、根本の課題が解決できません。その課題は「担当者が定着しない」というものです。これはどこの中小企業もで起こっている課題です。理由は何度もブログで記載していますが、給与計算の業務の難しさ、ミスすると減点される業務の性質、があるからです。ミスすると担当者は責められます。だからすぐ辞めるわけです。それに対して経営者は実務経験が無いからフォローできないのです。

バックオフィスをDX化したいのであれば、経理はクラウド化、人事総務はEXCEL等で対応、給与計算は外部業者にアウトソースすることで、バックオフィス業務はとてもシンプルになります。その際に、アウトソースする企業が、給与明細書を紙で作成とか、年末調整を紙で行う等の業者は避けるべきです。すべてクラウド化したツールを提供してくれる業者を選定することが肝要です。そうすると、間接的にクラウド化され、御社内部としてはDX化が一気に進むことになります。

2022-07-05 東京中央給与計算センター

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