ある社労士事務所の誤算
最近、弊社に社労士業務と給与計算業務をある社労士事務所から
鞍替えしてくれました。
その理由は【レスが悪く電話しても担当者が来ないし、処理しない】
というお怒りでした。
なぜこの社労士事務所がこれほどまでに事務対応がまずくなったのか?
不思議でなりませんでした。
しかし、その社労士事務所の担当者から話を聞く機会があり、
納得しました。
本社を横浜から新宿に移転したとのこと。
「これだけで社労士事務所がダメになるの?」と思われたでしょう!
それがなるんです。私も信じられなかったのですが。
事務処理のほとんどが地元の主婦や女性が活躍していたのですが、
新宿まで通勤するのがしんどいとか、出来ないということで、
みんなベテラン社員が辞めたのだそうです。
怖いですね。
この社労士事務所の野望は東京本社進出だったのでしょうが、
自分の会社の最も大事な資産である社員の気持ちを全く考えなかったがゆえに
顧客が他社へ流れて、倒産の危機に陥っています。
「組織は人なり」ということをこの経営者が理解していれば、
こんなことにはならなかったのだと思います。
弊社も気を付けなければ!!
2015-09-01 南本静志 東京中央給与計算センター http://tokyo-chuo-sr.jp