クライアントが社会保険労務士に期待することはなんでしょうか?
ちょっと考えてみました。
弊社も社労士事務所を運営していますので、、
1.労務問題の事前対策のアドバイス
2.労務問題のトラブル対応のアドバイス
3.就業規則の整備アドバイス
4.助成金の提案アドバイス
5.給与計算等のアウトソーシングの受託先
6.入社・退社の素早い事務対応
こんなもんでしょうか?
しかし、これでは競争が激しい「レッドオーシャン」に身を投げるようなものです。
最も中小企業経営者の悩みは「資金繰り」です。
資金調達や資金繰り改善のアドバイス、助成金や補助金を引っ張ってくる調達力、
売上や利益を上げるコスト管理や収益改善のアドバイスなど、
経営者目線で社労士も仕事をしていかないと、単なる「労務士」と呼ばれてしまいます。
私は、中小企業診断士ですので、一般的な社労士事務所と異なる、経営視点で経営者と
お付き合いができます。最終的には利益を出すために、社内にいろいろな仕組みを構築
していくお手伝いをしています。
会社は利益を出さない限り、永続できません。資金がなくなれば会社はつぶれます。
そのベーシックなところを押さえて行動している社労士事務所は今後も繁栄していくこと間違いなしです。
2015-08-10 南本静志 東京中央給与計算センター