社労士事務所経営者の高齢化が進んでいるような気がします。
税理士事務所ではかなり進んでいるようですが、社労士事務所も同様です。
今、社労士にしても、税理士にしても、「電子申請」が主流となりつつあります。
紙の書類を作成し、役所(ハローワークや年金事務所)へ訪問し、印鑑をもらって、
顧客(クライアント先)に届け出るなんてスタイルは時代遅れとなっています。
そんな電子化について来れない社労士事務所がいっぱいあります。
定年後社労士開業したような人、高齢化して65歳以上の経営者など。
この前も給与計算を請け負わせていただいているクライアントから、現社労士から
弊社に変えたいと打診がありました。これも理由を聞くと、当該企業の急成長に
その社労士さんが一人でやっているのですが、電子化と拡大ペースについて来れて
いないことが原因のようです。
弊社は幸い4名の陣容と、秋からもう1名事務員を雇用する計画です。
社労士手続や給与計算は、3重チェックをモットーにやっていますので、
どうしても目を変えてチェックする体制が必要です。
そうなると、この時代、一人で事務所をやっている人はつらい結果になるでしょうね。
社労士事務所も税理士事務所も保険代理店のようにM&Aで吸収合併が進むと予測されます。
弊社も気を引き締めて業務遂行していく所存です。
2015-07-29 南本静志 東京中央給与計算センター