士業の役割は顧問先にすべての要求に「応える」こと
この前、弊社に電話で問い合わせがありました。
『弊社は手書きの出勤簿で給与計算をしているのですが、
勤怠システムの導入を顧問社労士に相談したら、「それはやっていない業務」
ということで断られたので、相談に乗ってくれる社労士事務所を探している』
とのことでした。
この社労士事務所は「士業の役割は顧問先にすべての要求に「応える」こと」
を全く使命としていない事務所ということです。
社労士事務所は①手続き代行②労務相談③給与計算④助成金提案はやりますが、
中小企業に最も必要な「経営相談」が出来ない事務所がほとんどなんです。
その理由は明白です。
1.従業員を雇用していない事務所が大変なので、経営者のつらさがわからない。
2.士業と偉そうにしているが、労務に偏った「先生」なので、
本当に必要な経営的なアドバイスが出来ない。
私の見解ですが、士業を名乗るのなら、顧問先に対して
「弊社ではサービスメニューは無いですが、プロフェッショナルな会社をご紹介します」
くらいは言えるようにしておくべきです。それが中小企業経営者を補佐する士業の使命
だと思うのは、私が中小企業診断士だからでしょうか?
経営的、財務的、ビジネス的、システム的なアドバイスがすべて出来て初めて
経営者に認められるパートナーになれるような気がします。
そのためには知らないことでも勉強して行くのが士業の努めです。
2015-09-09 南本静志
東京中央給与計算センター http://tokyo-chuo-sr.jp