源泉徴収票および給与明細書の電子公布について

みなさんの企業で「紙の給与明細書」を発行されていますか?平成19年から電子の給与明細書と源泉徴収票の発行が認められるようになったことは知っていましたでしょうか?

電子の給与明細書等のメリット

(1)コスト削減(封筒代、紙代、印刷代、手渡し事務の省力化など)

(2)情報バックアップ機能(給与明細と源泉徴収票を永久保存)

(3)簡便に参照可能(スマホや携帯からでも見れる)

(4)退職者等からの源泉徴収票の再発行事務の省力化

反対にデメリットもあるようです。年配者に多いのですが、給与明細書を奥様に見せなければならない等の理由です。なんとなくわからないでもないです。しかし、電子給与明細書も印刷ができますので、その課題にも対応できます。

要するに経営者自身の意識がそこまで追いついていないのが現状です。電子化すると、個人にIDとパスワードが割り当てられ、いつでもどこでもスマホ等から給与が見れます。何度でも見れます。紙の明細書だと紛失してしまいますよね。

弊社では、paylookというソフトウエアを使って、クライアント様にサービス提供しています。飲食業やエステ業のパート・アルバイトを多数雇用されている業界や派遣業のように個人宅に給与明細書を個別に郵送している業界などで活用が拡がっています。みなさんの企業におかれましても、ぜひご検討してみてはいかがでしょうか?

国税庁のHPより

平成19年1月1日以後、給与等の支払者(交付者)は、受給者(交付を受ける者)への書面による給与所得の源泉徴収票及び給与等の支払明細書(以下「給与所得の源泉徴収票等」といいます。)の交付に代えて、その受給者(交付を受ける者)の承諾を得て、その給与所得の源泉徴収票等に記載すべき事項を電磁的方法により提供(電子交付)することができることとされております。

http://www.nta.go.jp/shiraberu/ippanjoho/pamph/hotei/denshikofu-qa/answer.htm#q1