自民党が本気になってきた。能天気かどうかわかりませんが、国民民主党の玉木さんがメディア等で「手取り」を連呼しているお陰で、知識の乏しい国民が若者中心にちょっと目覚め始めました。そうなるとテレビや新聞が103万円の壁や106万円の壁、130万円の壁を「どうするか」の議論の土俵につき始めました。メディア露出が多くなってきています。テレビなど、持続させれば良いのですが、視聴率が取れなくなるとすぎやらなくなる。
私見ですが、日本にとって良い方向に向かう気がします。もう昭和と時代が違います。病気等の人を扶養にいれるのは良いですが、普通に働いている人からは、平等に納税してもらえる仕組みを作ればよいのです。その意味では「壁」なんて撤廃すれば、まんべんなくみんなが納税してくれる世の中になります。壁を作るからややこしくなる。(こんなことを言うとまた避難されるのですが・・)
社会保険も年金の上限が65万円で止まっています。健康保険は上限139万円となっています。儲けている人からたくさん保険料を徴収するのは当たり前かと。私も含めて中小企業の経営者に定年は無いので、70歳過ぎても働いていることでしょう。それもかなり稼ぎながら働く人が多いのではないでしょうか?そこで在職老齢年金の支給停止があると、経営者ですらやる気が失せると思います。何とか年金の支給停止を防ぐように報酬を下げていくなどですかね。これは年金を捨てるのが勿体ないという心理が働くからです。至極当たり前です。若いとき頑張った年金がもらえずに捨て去られるなんてちょっと耐え難いです。社労士なので世代間扶養の制度だと理解はしていますが、それでも自分の将来の積立年金的な意味合いで、せっせと保険料を払っているわけですから、支給停止の仕組みは廃止して欲しものです。その分、稼いでいるうちは保険料は払いますから(私個人見解ですよ)
自民党税調や年金改革チームが本気に議論し始め、自民党の多数で先送りができなくなった今こそ、将来の年金財政や国家財政を踏まえて、持続性のある改革を期待します。今ならできる与党と野党が真剣に国の財政の未来を議論すれば。立憲民主党は今か蚊帳の外ですが、もっと真摯に国家財政にことを議論する姿勢を見せないと参院選はやばいよ。反対ばかりじゃ何も改革はできない。野党連合で政権の事ばかり言っていても何も国民は変わらない。
2024-11-29
東京中央給与計算センター
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