まだ確信は持てないですが、給与計算や入社退社等の社労士手続きを自社で行う(いわゆる内製化)の風潮が徐々に出てきているように思います。
理由は様々ですが、
①内製化が100%良いとい思い込んでいる「組織体制に」夢見る経営者
これは私もわからなくはないです。外注化するとコストもかかるし、内製化したところでそれほど負荷がかからないと言えます。何よりも「スタッフが辞めない」という自信があるからだと思います。普通の企業は担当者はすぐに気分でやめたりします。夢見て作り上げた組織がとても良い関係になっているのだと思います。
②社内にはできないスタッフもいるが、人件費(最低賃金)もものすごい勢いで上がっているので、できないスタッフに給与計算や利益を生まない業務を行わせた方が得策だと思っている節があります。これは結構当たっているかも。
③クラウドツールがとても精度があがり、経理にしても、労務にしても、煩雑な紙でのやり取りをカットする工夫(ウイザード等で素人でも登録できたりする。特に年末調整など)がなされているため、外部の専門家に依頼する必要がなくなってきているのだと思われます。
まあ、弊社としては脅威であるわけですが、来年以降オフィスステーションPROを使って「内製化する企業へのツール提供のパッケージ」を外販していく予定です。オフィスステーションPROを使えば労務の従業員のやり取りから、勤怠管理、給与計算、年末調整まで、ほぼ一つのルール群ですべて完結できる環境を企業にご提供することが可能となります。
まあ、第前置としては①がほぼ100%担保できている企業以外は、アウトソースをした方が資産性、専門性、継続性の観点から見て得策だと思いますがね。
2024-10-25
東京中央給与計算センター
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