中小企業が給与計算を内製化することはもはや困難だと思います。

給与計算を内製化している中小企業はまだまだたくさんあります。経営者や取締役、親族が行っているパターンと、担当者を雇用してやらせているパターンです。経営者や取締役、親族が行うのは良いのですが、EXCELで給与計算をやっていたりするので、間違いがとても多いというか、経営者自身の勝手な思い込みで、好き勝手い計算しているケースがあります。例えば、社会保険料を報酬額で毎月変動させているとか。取締役等にやらせても良いのですが、利益を生まない業務を重要な取締役にやらせるのですか?と問いたいです。

人件費を投入して担当者を雇用してやらせているケースも問題だらけです。役員報酬を社員同士にばらしたり、社長の交際費を暴露したり、自分より給料が高い人を非難したり、まあ悲惨な結果に終わります。経営者や同僚に対する不信感だらけとなり、組織がまとまらないことになります。

中小企業(規模20人以下)の会社は、内製化なんて考えない方が良いです。ろくな結果になりません。それよりも、経営者は本業に集中することです。バックオフィスは極力無人化させて、採用する人材は生産部門(売上利益を生む部門)の人を採用すべきです。バックオフィス人材を雇用する余裕は無いはずです。

2022-01-19  東京中央給与計算センター

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