給与計算を請け負う仕事の重み

最低賃金が９８５円（東京都）になりました。
この影響で、基本給、みなし残業等の賃金体系を
組み直さなければならない会社が沢山出てきます。

これを弊社は、給与計算請負業者として、
社労士事務所として、給与体系の改定アドバイス
も行うわけです。

当然といえば、当然ですが。
しかし、この組み換え作業も結構たいへんで、
毎年、時給換算で２０－３０円UPするので、
半端ない給与改定を強いられる会社もあります。

本当、中小企業は人手不足倒産、人件費圧迫倒産
が今後、多発する予感がします。
よほどの付加価値高いサービスや商品を世に提供
していかない限り、淘汰されていくだろうなと思
います。

日本国家は、最低賃金をあげて、「人」を守ろうと
していますが、そもそも論として、「人」が所属
する「組織」を守ろうとしていません。その結果、
人が所属する組織が消滅したら、本末転倒ですよね。

その点をとても危惧します。

2018-10-03　東京中央給与計算センター

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